都民500人の回答から、墓じまいが“当たり前に話題に上る”段階に来ていることが分かりました。
これまでは「墓じまい」というと、家族に言いにくいとか、事情のある家だけが考えるものというイメージがありました。
ですが東京都の調査では、お墓を持っている人の約7割が「もう決めている」「検討している」「今後考えるかもしれない」と答えています。
この数字が示しているのは、少子化やお墓を継ぐ人の減少、実家から離れて暮らす人の増加などで、「この先どうやってお墓を守るか」が現実的なテーマになってきたということです。
つまり今は「うちだけ特殊だから…」と遠慮する段階ではなく、「維持できる形にしておこうか」と家族で話していい時代になっています。
専門店に相談することも、決してめずらしいことではありません。
札幌のお客様からよく聞くのは、「本当は今のうちに整理しておきたいんだけど、親や兄弟に言い出しづらくて止まっているんです」というお悩みです。
東京都の調査で出ていた数字の裏側には、実際のご家庭で起きている変化がそのまま出ています。
下の4つにあてはまると「そろそろ整理かな」と考えはじめる方がぐっと増えます。
草取り・掃除・管理料・お参りの移動など、年齢が上がるほど 「今のペースでずっとは続けられない」が現実になります。
子どもがいない・遠方に住んでいる・きょうだいで話がそろっていないなどで、 「自分の代で整理しておきたい」という考えが増えました。
実家の墓が都外・道外にあると年に何回も行けません。 「行ける形に変えたい」が墓じまいに向かいやすくなります。
不動産や家財を整理するときに 「お墓だけ昔のまま」が残りやすいので、 一緒に“家系の整理”として話題に上がります。
調査では「考えている・検討している」「今後考えるかもしれない」が合計で7割を超えました。 つまり、いま相談している人たちはこのあたりの事情がいくつか重なっている、ということです。
東京都の同じ調査でも、「ここが不安で先に進めていない」という答えがはっきり出ていました。
いくらぐらいかかるのか、あとから増えないかが見えないと、やっぱり動きにくくなります。
「この書類で合ってる?」「どっちを先に出す?」がはっきりしないと一旦止まります。
自分だけで決められないので、「どう説明するか」で時間がかかるパターンです。
「移したはいいけれど行きづらくなるのでは?」という実感的な不安です。
お墓について普段から気になっていること(複数回答)も同じ方向に集まっていました。
「やる」と決めるところまでは見えているのに、費用・手続き・家族の話し合いで止まっている人が多いということですね。
東京都の最新データでも、お墓を持っている人の7割以上が「いつかは整理するかも」と考えていることが出ていました。
つまり今は、特別な事情がある人だけではなく、「選択肢のひとつとして話していい段階」になってきています。
実際に進まないポイントは、費用が見えない・手続きがややこしい・親族にどう言うかの3つに集中していました。内容より「段取りが分からない」側の悩みです。
「このケースで何が要る?」「ここまでは自分でできそう?」みたいな手前の確認だけでもしておくと、家族にも説明しやすくなります。
東京都の調査でもつまずきやすいのは費用と手続きと家族への説明でした。
そこを先に整理しておくと、工事や改葬の話が通りやすくなります。
ご相談はLINE・電話・メールのどれでもOKです。
「うちのケースだとどう進める?」だけでも大丈夫です。いっしょに整理していきましょう。
東京都が都民を対象に行った調査結果をもとに、墓じまいを検討している人の割合や、実際に進める際に困りやすい点を整理しています。
東京都が都民500人を対象に実施した調査(回答率99.2%)を紹介した毎日新聞の記事です。お墓を持っている人のうち「予定している」「検討している」「今後考えるかも」を合計すると約73%になったと報じられています。
https://mainichi.jp/articles/20251031/k00/00m/040/274000c (2025年11月3日閲覧)
※ページ内の数値は上記記事および東京都の公開情報をもとに再構成しています。実際の手続きや費用は自治体・寺院・霊園によって異なります。