“お墓を守り続ける”ことが難しくなっている今、家族で話していい合図になっています。
札幌市の里塚霊園・平岸霊園・手稲平和霊園では、 令和8年度から「管理料」の負担が始まることになりました。
これは「お墓を持つのが悪い」という話ではなく、
霊園を安全に維持し、無縁化を抑えるための制度として見直されるものです。
ただ同時に、私たち利用者側にも「このお墓を将来まで守れるか?」という問いを投げかけています。
ミズワークでは、こうした制度変更をきっかけに、
墓じまい(改葬)を“ご先祖様のために整える前向きな選択肢”として検討する方が増えると考えています。
このページでは、背景とポイントを分かりやすく整理します。
「管理料って結局なに?」「うちは対象?」みたいな疑問からで大丈夫。まず全体像を整理しましょう。
札幌市が示している制度の骨子を、現場目線で噛み砕くとこの3つです。
墓地使用許可を取得してから20年を経過した区画の使用者などが対象になります。 「昔から使っている区画ほど、これから案内が来やすい」イメージです。
区画面積に関わらず1区画あたり年6,800円です。 霊園内の道路・樹木・芝生・トイレなど共用部の維持管理に充てられます。
令和8年度から、毎年4月以降に納入通知が届き、指定方法で支払う運用になります。 これまでの「清掃手数料(20年一括)」とは仕組みが変わります。
管理料で札幌市が管理するのは霊園の共用部分です。
各区画内の清掃・管理は、これまでどおり使用者側で行う必要があります。
「お金を取る/取らない」だけの話ではなく、 霊園を将来まで維持し、無縁化を抑えるための現実的な課題が積み重なっています。
霊園の園路・階段・手すり・雨水桝などの構築物や、管理事務所の修繕・更新が必要になっています。
安全にお参りできる環境を維持するには、計画的な費用が欠かせません。
これまでの仕組み(清掃手数料を基金として運用する方法)では、低金利の影響などもあり、将来の維持管理に必要な原資が不足しやすくなっています。
資料では、現状水準が続くと2039年度頃に基金が枯渇する見通しも示されています。
使用者と市が連絡を取る機会が少ない制度だと、転居・相続などで連絡先が途切れ、気づいた時には「管理できない状態」になりやすいのが課題です。
管理料の導入は、“連絡が取れる状態を保つ”意味でも重要になります。
制度の見直しって、「お墓を守るのが難しくなってきた」という社会の変化がそのまま出てる感じですね。
現場で本当に多いのは「やる/やらない」より、 段取りが見えないまま止まってしまうパターンです。
「総額いくら?」「何が含まれる?」が分かると、家族に説明しやすくなります。
ミズワークでは、現地状況を見た上で“増えやすいポイント”も含めて整理します。
改葬許可に必要な書類、受け入れ先の準備、閉眼供養など、順番が分かるだけで一気に前へ進みます。
「自分でできる範囲」も含めて整理できます。
反対の“中身”は、先祖への気持ち・費用負担・責任の所在などが混ざっていることが多いです。
伝え方の文面や、説明の順番も一緒に整理できます。
「決める前に、必要な情報だけ集める」でもOK。準備ができると、家族の会話がラクになります。
霊園の共用部を安全に維持し、無縁化を抑えるために、 管理料(年6,800円)という形へ見直されます。
「このお墓を将来まで守れるか?」 名義・連絡先・相続・距離など、整理が必要な項目が浮き彫りになります。
守れなくなる前に整えることで、ご先祖様が“迷子”にならないようにする。 墓じまい(改葬)は、そのための優しい選択肢になり得ます。
相談=即決ではありません。「準備だけ」でも大丈夫です。 LINE・電話・メール、ご都合のよい方法でご相談ください。
「何から?」が一番しんどい。だから最初は“情報の棚卸し”だけやりましょう。
本記事は札幌市が公開している情報をもとに、ポイントを分かりやすく整理しています。
制度見直しの概要(清掃手数料→管理料、年1回徴収、対象、金額)がまとまっています。
https://www.city.sapporo.jp/kenko/wellness/bochi_kasou/kanriryou_haikei.html (閲覧日:2026年2月4日)
年6,800円が一律である理由、支払い方法、区画内清掃の扱いなどがQ&A形式で整理されています。
https://www.city.sapporo.jp/kenko/wellness/bochi_kasou/kanriryou.html (閲覧日:2026年2月4日)
20年間の必要経費の積算と、年数・区画数で割って6,800円を算出した根拠が示されています。
https://www.city.sapporo.jp/kenko/wellness/bochi_kasou/kanriryou_konkyo.html (閲覧日:2026年2月4日)
※制度・金額・対象範囲は変更される場合があります。最新情報は札幌市公式ページをご確認ください。